訪問マッサージとは

家族が突然寝たきりになってしまった。。。

足がむくんだり、手足が動かしづらくなったり、床擦れができたりしてきた。

さらには口数が減ったり、何事も自分で動こうとしなくなった。

だから何かしてあげたい。でもどうしたらいいかわからない。

このような状況でお困りではありませんか?

そんな方には訪問マッサージをお勧めします。

なぜなら寝たきりの方に発生する上記のような症状のほとんどは筋肉が原因だからです。

寝たきりになることにより、運動量が格段に減ります。ここで言う運動とは激しい運動でなく、歩く、座る、寝返りをうつといった日常動作をさします。

その日常動作が減ることで、あらゆる筋肉が使われなくなります。その結果筋肉は固くなってしまいます。そして痛みを発するようになります。そしてその痛みが動こうとする本人の意思を妨げます。そしてより動けなくなり筋肉はどんどん固くなっていきます。

だから原因は筋肉にあります。関節や骨ではありません。

そこで訪問マッサージの出番です。

マッサージは原因となっている筋肉をほぐして、柔らかくすることができます。

筋肉が柔らかくなれば、痛みが減り、少しずつ自発的に動かすことができるようになります。

このように原因となる痛みを取り除くことで、寝たきりのご家族が再び話し出したり、動き出したりするようになるのです。

ここでひとつ、患者さんの例を紹介します。

患者Aさんはとても元気に畑仕事などをこなす方でしたが、入院をきっかけに寝たきりとなってしまいました。一年以上寝たきりとなり、体のあちこちに痛みが出て、上を向いた姿勢から動けなくなってしまいました。ご本人も「もう何もできないし、何もしたくない」と言っていました。

そんな中、ご家族の要望で訪問マッサージをさせていただくことになりました。

しばらくは、少し触ったり動かしたりするだけで痛い痛いと怒っていました。しかし三ヶ月が過ぎた頃から、手足を動かしても痛いと言わなくなり、世間話もするようになりました。そしてついには、ご本人から車イスを漕いで動きたいが無理かと相談されるようになったのです。現在はマッサージ後に車イスで漕いで移動する練習を継続中です。ご家族も旅行に連れていけるのではないかと楽しみにされています。

いかがでしょうか。

家族が寝たきりになってしまいなにかしてあげたいがどうしたらよいかわからず困っているという方、ぜひご相談ください。